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タカかワシかトンビについて行ったら旧正御影供に立ち会えたおはなし

2021年5月3日

高野山旧正御影供

令和3年度の高野山旧正御影供

たまに思うんです。鷹って何かを教えてくれてるのでは?って。

とは言っても、私…。

残念ながらタカとワシとトンビの違いが分かりません。。。(;_;)

ピーヒョロヒョロと鳴いてくれたら、トンビなのね!と分かるのですが、大きな鳥はタカだと思っているふしがあります。

さて昨日は有田のあらぎ島へ写真を撮りに行きました。

帰りに雨が降ってなければ高野山へ行こう!と思って家を出たものの、あらぎ島を出たらめちゃどしゃ降りに。

これはもう帰りましょうと家路についていたら、大きな鳥がふわ~っと飛んできました。

私にとっては意味ありげに見えて、しかもゆっくりと頭上でUターンしたものだから、

「これはUターンして高野山へ行きなさいってことね!」と気を取り直して高野山へ向かいます。

高野山に着くころには、雨も落ち着いてきて。

壇上伽藍に行くと、御影堂でなにやら今から始まる様子。

入り口に菊の花や高野槙、杉が段々に生けてあって、上部にユリがさしてあります。

ユリって仏様と関わりのある花なんだろうか~と思って見ていたら、すぐ横に「旧正御影供」と書かれていました。

この時点では何の行事なのか分からず、ふ~ん、旧正月と関係あるのかな?くらいでした。

御影堂を外からのぞいていると、次々と人がやってきます。

何だろうな~と思っていると、面白いことに「今から偉いお坊さんがくるよ」と隣にいたお兄さんが教えてくれました。(もっと専門的な言葉を使っておられましたが、私はなにぶんにも不勉強なもので覚えられず・・・)

今日は空海さんが入定した日(旧暦)で、そのための法要がこれから執り行われるとのこと。

へ~!旧正月じゃなかった!

と思っていると、私の後ろにいたお姉さんが隣のお友達にこれから何が始まるのかのスケジュールを事細かにお話しています。

すごいタイミングでみんなが教えてくれる!と感動し、ありがたくなりました。

旧正御影供

御影堂での旧正御影供

心地よい読経と周りの参拝者が一心に祈る姿が、とても清々しかったです。

あの鷹についていかなければ見られない景色だったなあとしみじみ思いつつ。

雨の高野山も心が洗われるようで、とても素敵でした。

空海さんが慕われる理由を垣間見た気がした、鷹のお導きのおはなしです(o^^o)♪

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