3人にお逢いしたいと思いながらも日程を調べることなく運任せにしていたのですが…
仙台市内に2週間ほど滞在することになり、ふと思い出しました😮ソウイエバ‼
秋保温泉に行くなら塩沼亮潤さんに逢えるかも!!
調べてみるとラッキーなことに9月17日(日)に護摩修法、9月23日(土)に茶話会が開催されるとのこと。
あいにく護摩修法は既に予約がいっぱいでしたが、予約なしでも本堂のモニター席で画面越しにお護摩の様子が中継されるそうで。
茶話会は予約不要だったので、これはもう2週続けて行くしかない!!!
嬉しすぎるタイミングです😊
慈眼寺・塩沼亮潤大阿闍梨様の護摩修法は直前にキャンセルが出て予約できました!
護摩修法は毎月第3日曜日に行われており、ホームページから予約が必要です。
かなり人気があるのではないでしょうか。
当日は秋田や神奈川ナンバーの車など、県外からの参拝者もたくさんおられました。
ちなみに調べた時には満席だった護摩修法は2日前にキャンセルが出まして、ありがたくも予約することができました♪
キャンセルが出た場合のみ、追加でホームページの受付が再開されます。
※当日直前でのキャンセル、無断キャンセル、連続キャンセルが続いた場合、次回以降のご予約をお断りする場合がございますので、あらかじめご了承ください。
※当日12時30分までに遅れ・欠席のご連絡がない場合、キャンセル扱いとさせていただきます。
慈眼寺ホームページの護摩修法「護摩堂参拝席のご予約はこちらから」より
とホームページに記載があったので「直前になると空きが出るかもしれない」と思って、しょっちゅうチェックしていたのが功を奏しました😍アリガタヤ~
お逢いしたかった塩沼亮潤大阿闍梨様はどんな方か
塩沼亮潤さんは大峯千日回峰行(おおみねせんにちかいほうぎょう)の満行者である大阿闍梨(だいあじゃり)でいらっしゃいます。
この大峯千日回峰行というのが最難関の荒行といわれ、1,300年間で達成したのは塩沼亮潤さんを含むわずか2名!
標高差1,355mの山道往復48㎞を1,000日間歩き、道中にある118カ所の神社や祠で般若心経を唱えます。
毎年5月3日~9月3日まで1日16時間歩き続け、1日も休むことが許されません。
これを9年間続けて満行です。
その後「四無行」といって食べず・飲まず・寝ず・横にならずを9日間続ける危険な行も満行。
四無行を無事に生きて終える確率は50%なんだとか!
もう読んでいるだけで身体がぐったり疲れてしまうほど、想像を絶する過酷な行ですよね。
それを満行された方とはいったいどんな方なのか。
同じ時代に生きていることが奇跡のような塩沼亮潤さんにどうしてもお逢いしてみたかったのです🙂
慈眼寺での護摩修法も茶話会も素晴らしい体験でした
身じろぎもせずに見入った護摩修法は、ピンと張りつめた空気や燃え盛る炎。
護摩堂内に響く般若心経、塩沼亮潤大阿闍梨の印を結ぶ手元など、どれもが素晴らしく神秘的でした。
印象深かったのはお護摩が終わったあとのこと。
少しだけお話してくださったのですが、お話が終了したあとに参拝者の皆さんが拍手されていたのです。
他のお寺でお護摩のあとに拍手で終わったことがなかった(多分…)ので、とても新鮮な気持ちに!
なんというか塩沼亮潤大阿闍梨様を慕うみなさんの気持ちが伝わってきて、
非常に心があったかくなりました。
打って変わって茶話会の塩沼亮潤さんはTシャツ姿でフランクな雰囲気😊
本堂で塩沼亮潤さんを囲み、お話を伺います。
この日は大峯千日回峰行を満行するためには準備がかなり重要だったことや、千日回峰行中に見たスピリチュアルな夢のお話、密教を日常に活かす方法や日々の姿勢などをお話してくださいました。
特に印象に残ったのは「水」と「呼吸」のお話です。
大峯千日回峰行では日に500mlの「水」を持って行くそうなのですが、五感が研ぎ澄まされていくと自分好みの水の種類が出てくるそうで。
これって水がどれほど体に影響しているかっていうお話だよなぁって思ったんです。
私はここ2年ほど水道水を飲まずに過ごしているので、水のおいしさとその地域で作られる食物のおいしさを実感していまして。
人間の身体の60%ほどは水だというし、摂取したもので身体がつくられていくでしょうから。
身体自身(味覚)が自分に必要なものを分かっているんでしょうね!
「呼吸」については「身体」と「呼吸」を合わせることで「心」が整っていくとおっしゃっていました。
日々の生活の中で呼吸に意識を向けることを忘れがちになるわたし。
そうだそうだ!「水」と「呼吸」を再度意識しよう!と改めて心にとどめました。
それから最後に「秀作カレー」が人気の宮城県住みます芸人・バクコメ秀作さんがいらっしゃり、
塩沼亮潤さんと秀作さんの息の合ったお話を披露してくださいました。
お二人は東北放送tbcラジオでパーソナリティを一緒にされているそうで、どうりで漫才のようにテンポがいいなあと納得!
秀作さんのカレーもスパイシーでおいしかったです。
塩沼亮潤さんのお話をいつまでも聴いていたかったなぁと後ろ髪ひかれながら慈眼寺をあとにしました。
茶話会は不定期のようですが、お時間の合う方はぜひ足を運ばれることをおすすめします😇