のんびりスピ旅日記 夢を語る 徳之島

和歌山の那智黒は徳之島の黒糖で作られていた!徳南製糖の純黒糖

徳之島の徳南製糖

徳之島の徳南製糖さんにて

昭和生まれの和歌山人なら誰もが口ずさめる「なちぐろ~ヘイヘイヘーイ!」のCM♪奄美大島の名瀬市にある居酒屋で「那智黒は昔から徳之島の黒糖のみを使って作られている」と聞いたことが衝撃的すぎて、徳之島に行ったら絶対行きたいと思ってた徳南製糖さんに行ってきました(≧◡≦)

那智黒(なちぐろ)とは、和歌山県の熊野地方、とくに那智の滝周辺のお土産として親しまれている飴のことです。

那智特産品の碁石にみたてた黒くて丸い形で、素朴で飽きのこない優しい甘さのする飴。

小っちゃい頃におばあちゃんの隠居部屋に行くと、那智黒のオレンジの缶が置いてあって、口にほうりこんでくれたのが懐かしい~!

 

徳南製糖の工場には販売所が併設されていて純黒糖の商品も買えますよ♪

徳之島の徳南製糖

徳南製糖の工場前にうず高く積まれたさとうきび

工場のすぐ隣に販売所があり、車を降りるとさとうきびのいい香りがふんわりと漂ってきました。

前回、徳之島に来た時は年末年始のお休みに入っていたので、那智黒が買えず。

今回通りがかってみると営業していたのが嬉しくって、思わず那智黒を買いながら名瀬の居酒屋さんに聞いた話や、和歌山出身の私は毎年お正月には那智の滝を参拝するなどあれやこれやとお話してしまいました(笑)

すると、徳南製糖さんの黒糖を使った焼酎があって、卸している酒屋さんところの息子さんの居酒屋ではないかな~という話に。

ひとしきり話していると、ちょうど黒糖ができあがるころだということで工場も特別に見学させてもらえることになりましたよ!!(通常は工場見学はやっておらず、たまたまラッキーなタイミングだったようです♪)

 徳之島 徳南製糖 工場

奥から手前に見えるのが、徳南製糖の工場にある4つの釜

徳南製糖の黒糖は「純黒糖」といって、徳之島産の純度100パーセントのさとうきび汁だけで作っていました!

薪とバガスの直火炊きで4つの釜で炊き上げながら水分を飛ばします。

2番目の釜で害のない石灰を混ぜることによって固めていき、最後にかくはんするというシンプルな工程です。

出来上がるのは最初のさとうきび汁のなんと10分の1!

ということは、10トンのさとうきび汁を煮詰めていくと1トンの黒糖になるということですよね。

徳之島 徳南製糖 工場 純黒糖

職人さんの手作業で純黒糖を袋詰めしていきます

それを昔ながらの製法を守って、ひとつひとつ丁寧に手作業で作っているのを目の当たりにすると、なんだか気の遠くなる作業だなあと驚いてしまいました。

シンプルな作り方だけに、職人の勘が頼りになって難しい気がします。

徳之島 徳南製糖 和歌山 那智黒

徳之島の徳南製糖で作られた特製黒糖が和歌山の那智黒へ

まさに那智黒に使われる業務用の黒糖袋がっ!!

なんだか感無量です!これが和歌山へ行くのね~(◍˃̶ᗜ˂̶◍)ノ”

このあとご厚意に甘えて、できたてホヤホヤの黒糖を頂きましたよ。

ほわっとまだあたたかくて、口の中でほどけていくような感触!

砂糖とはまったくの別物ですね。

保存料など一切使っていないからか、身体に溶けていくようなやさしい味わいでした。

しかもこの味は、あの那智の滝を参拝したあとに買って帰る『かりん党』の味ではないか!!!

実はかりんとうにも徳南製糖の黒糖が使われているそうで、黒糖が味の決め手になっているのが分かるほど、かりんとうそのものを思い出しました。

 

昔ながらの純黒糖づくりを未来に継承していく!

徳之島 徳南製糖

徳南製糖は大きな道沿いにあるので分かりやすいです

こういった純黒糖を作っている工場は、今では奄美群島のなかでもわずか1パーセントほどなのだとか。

薩摩藩の財政の基盤となった純黒糖づくりを、これからも継承していきたいとおっしゃっていました。

素晴らしい取り組みですよね!

 

純黒糖はBlack SugarじゃなくてBrown Sugarです!

徳南製糖の純黒糖

できたてホヤホヤはとってもブラウンでした!

「日本語では黒糖って言うけど、英語ではBlack SugarじゃなくてBrown Sugarっていうんですよ。」

と教えていただいて初めて「たしかに!」と思いました。

そういわれると見た目もブラウンですね!

なぜ黒糖っていうのかな?

茶糖(ちゃとう)だと砂糖(さとう)と読みが似てるから分かりづらかったのかしらん?などと妄想しながら、お父さんの英語の発音がめちゃくちゃネイティブのようにキレイでかっこいいなあと思いながら聞いていました♪

 

徳南製糖の純黒糖でできた水あめをいただく!ミネラルたっぷりな味わい

小原海岸 徳之島

お気に入りの小原海岸で純黒糖を味わう♪

「後で食べてみてくださいね」といただいた、できたてホヤホヤの水飴を握りしめて帰ってきました!

これはあのお気に入りの小原海岸にある展望台で食べよう♪と思い、海を見ながらパクリと。

うぉ~っ!なんと美味しいのでしょう(゚ロ゚)!!

黒糖のイメージを変えるくらい初めての味わいです。

とっても甘いのにしつこさはなく、一口食べたら止まらなくって、ランチのあとに少し取っておこうと思いつつ、結局全部食べてしまいました(笑)

食べた瞬間に「ミネラルってこれのことか!」と感じましたよ。(※あくまで個人の感想ですが…笑)

でもね本当に、純黒糖って天然のミネラルやビタミンが豊富で健康にもいいとされるアルカリ食品なんですよね。

すぐに身体のエネルギーになってくれているような、そんな味わいでした。

身体が喜ぶ味わいは良いですね~、ごちそうさまでした♪

徳南製糖の純黒糖と那智黒

徳南製糖の純黒糖と那智黒

この写真などや、めちゃくちゃ宣伝みたいになってる!?笑

とはいえ私が滞在中も次々に地元の方が来られていた徳南製糖。

シンプルなことを脈々と謙虚に続けていく姿勢にも、大きな刺激を受けつつ。

私も一口食べて、一瞬で徳南製糖さんのファンになってしまいました♪

徳之島に来られたら徳南製糖の純黒糖はもちろん、ぜひ和歌山名産の那智黒や那智のかりん党も食べてみてほしい味わいです!

徳南製糖
住所:鹿児島県大島郡伊仙町犬田布624
電話番号:0997-86-9010
徳之島空港から車で約25分
犬田布岬から車で約7分

訪れた日:2022/1/14(金)

-のんびりスピ旅日記, 夢を語る, 徳之島

© 2022 ぷれなのblog