工場がある場所は奄美大島の南部、瀬戸内町にある篠川(しのかわ)という集落。
篠川はかつて明治時代に農学校があり、大勢の往来があったそうです。
細い道を入っていき、一歩敷地に入ると2階がオープンエアになったレストランにたどり着きました。
階段を上がっているだけで、なんだか秘密基地に足を踏み入れているような感じがしてワクワクします♪
残念ながらこの時期は奄美の柑橘「タンカン」の収穫真っただ中で、黒糖工場は稼働していませんでしたが、叶辰郎さんがわざわざ畑からやってきてくれました。
伊藤さんと辰郎さんは同級生なので、お話に花が咲きます♪
最初から夢を聞こうと思って訪れたわけではなかったのですがお話が面白くって、辰郎さんのキラキラした魅力の根源にも触れてみたくて、思わず夢を語ってもらいました(*^^)v
農薬不使用や無施肥で農業をするのは難しいことではない!
奄美大島の叶農産にて「自分で正しいものを選択する大切さ」を教わった
辰郎さんのお話は、とてもシンプルで分かりやすいものでした。
しかし私は、あまりにも日常に疑問を持たなさすぎて、気がつかずに通り過ぎていた自分にハッとします。
農薬を使わない農法を取り入れている国として、日本は世界の中でもかなりおくれを取っているそうです。
”身体に安心で安全である”ことを、購買者である私自身も知らず知らずのうちに軽視していたことに気づかされました。
「大根やキャベツが200円、300円だからといって高いだなんて思わないで欲しい。それだけ農家が手間ひまかけて時間をかけて作っているから。」という言葉が心にささりました。
お話を聴きながらいただいた黒糖もタンカンも、非常に滋味を感じる味わいでしたよ!
柑橘類を表現するのに適した言葉か分かりませんが、「滋味」という言葉がしっくりきます。
身体にいいものは、食べた身体が一番よく知っているようです。
大げさではなくて一口ひとくちに細胞が反応している気がしました。
というか真面目な話をめちゃくちゃユーモアたっぷりに話す辰郎さんに、終始笑わされっぱなし!(≧◡≦)
良い悪いだけではなく、すごくニュートラルな考え方をされているせいか、お話がすんなりと私に浸透します。
タンカンも辰郎さんのお話も透明感たっぷりです。
後から聞くと本当はとっても忙しいタイミングだったのに、めちゃくちゃのんびり長居してしまい…(^^;;
辰郎さんも奥様の淳子さんも、黒糖やタンカンだけでなく、心を込めて日々丁寧に過ごしていらっしゃるのが伝わってきて、居心地のいい時間を過ごさせて頂きました(✿´꒳`)ノ
心でつながっていく農家さん「叶農産」の想いが全国に広がっていくことを強く願っています♬
もっと詳しい叶農産さんの情報
住所:鹿児島県大島郡瀬戸内町篠川
TEL:080-1779-0081
FAX:0997-74-0151
公式サイト:https://kanouen.com/
Facebook:https://www.facebook.com/%E5%8F%B6-%E8%BE%B2%E7%94%A3-1627762337520765
お話を聞いた日:2022/2/6(日)