
そもそも怒りをコントロールしているってことは、また臭いものに蓋をしたことにならないのだろうか、なんてさえ思えてきます。
屋久島の太忠岳は巨岩の天柱石が頂上にそびえ立つかっこいい山

ヤクスギランドへ向かう途中に見えた太忠岳頂上の天柱石
別の日、太忠岳に登ることにしました。
屋久島に来るまで知らなかったのですが、屋久島には山がたくさんあります。
しかも地上から見ていると、めちゃかっこよくて無性に登りたくなる山がわんさか!
太忠岳は頂上に巨大な天柱石がそびえ立っていて、登ってみたい山のひとつでした。
地上からでもハッキリと見えるあの親指を「Good」と突き立てたような巨岩にたどりついてみたい~♪とワクワクします。
「晴れていれば、安房の街並みや海を一望できる最高の眺め!」と前日に聞き、どうか晴れてくださいーと願うばかりです。
太忠岳に向かうにはヤクスギランドの入り口から入り、途中から太忠岳に向かう道があります。
標高1000m前後を遊歩道沿いに歩けるヤクスギランドも行ってみたいと思っていたので、一石二鳥(*^^)v
ヤクスギランドで軽く足慣らしをしたら、分岐点となる蛇紋杉からさらに深い森へと入っていきます。
頂上に向かうまでにも、驚くほどたくさんの大きな岩を見ることができました。
大きな岩、大きな木が好きな私にはたまりません(o´艸`)ウフフ
屋久島の成り立ちは、約1,550万年前に地下深くで形成されたマグマだまりがゆっくりと冷えて固まって花崗岩になり、それが隆起して山岳島になったんだそう。
だから大きな岩があちこちにあるんですね。
怒りの感情をコントロールするのに必要なこと

登山の途中にもたくさん出逢う巨岩たち
傾斜のキツイ山を登っているとき、一種の瞑想状態みたいになることがあります。
自然と集中しているのでしょう。
このときは「怒りをコントロールするというのはどういう状態か」について真剣に考えていました。
はて、怒りをコントロールできている人なら、どういう状態なんだろうか。
相手を言い負かすように攻撃しないだろうし、そもそも怒りがこみ上げてくることさえなさそうな気がします。
そんなことを考えているときに、また大きな岩が現れました。
岩に気持ちを合わせてちょっと休憩していると、ふいに
『丹田が弱い』
という感覚がやってきました。
わー!そうそう!
これって、怒りの感情をコントロールするための答えなのかも!!(≧∇≦*)
すっかり忘れていましたが、そう言われればそうなんです。
丹田に力を入れる感覚というか、そもそも丹田を捉えられておらず…。
これってとっても重要な気がしてきました。
丹田を鍛えれば、怒りの感情をコントロールできるのではないか!
早速、丹田を意識するチャレンジが始まりました。
その日の夜に再びレンタカー会社の方と口論しそうになったので、私の丹田鍛錬はまだ始まったばかりですが…ヽ(*´∀`)ノコレカラヨ~
眺めがクリアじゃなくても太忠岳は最高です!

曇り空から見る安房の町並み。天柱石すぐ下の展望台へはロープを使って登れます
晴れ女を自負する私ですが、太忠岳からの景色は少々曇り空でした。
とはいえ古代遺跡みたいな巨岩がこんなてっぺんにあって、展望台のようになった作りが最高すぎて1時間20分ほど頂上に滞在。

ロープをつたって登ると、切り立った天柱石の凄さがさらに体感できます
気がつけば「スゴイ!すごーい!」を連発していました。
とっても気持ちのいい場所です(*˘︶˘*).。.:*♡
太忠岳
登った山 | ヤクスギランド~太忠岳 |
高低差 | 約487m(最大標高1497m) |
総歩行距離 | 約6.9km |
登山日 | 2022年12月11日 |
所要時間 | 7時間30分(頂上の1時間20分休憩を含む) |
備考 | 急斜も多くて縄文杉よりも要水分補給。500mlが2本あれば良かったなぁと思いました。 |
※登山初心者である私のメモです。何かのご参考になれば幸いです。
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