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人形供養で有名な和歌山の淡嶋神社【神社にまつわるお話】

2020年6月26日

Hydeさんもお気に入りの淡嶋神社

淡嶋神社の拝殿

お元気ですか、ぷれなです!

和歌山市加太にある淡嶋神社は日本書記や古事記にも起源が残っている古い神社で、全国の淡嶋神社の総本山です。

古くより著名人から慕われている淡嶋神社の御利益や神社にまつわる著名人について、書いてみました。

知っておけば、実際に行ったときにさらに満足度が倍増です!

この記事の内容

  • ひな流しで有名な淡嶋神社
  • 淡嶋神社の御祭神と御利益
  • ひな祭りの発祥と淡嶋神社のはじまり
  • 淡嶋神社にまつわる著名人と観光大使のHydeさん
  • 淡嶋神社へのアクセス

淡嶋神社はひな流しで有名

毎年3月3日には、伝統的な神事「ひな流し」があります。 

淡嶋神社の目の前には、加太(かだ)の海が大きく広がっていて、この海に全国から奉納されたひな人形や形代を、3艇の小船に乗せて流し供養するのです。

年間に供養されるひな人形の数は、なんと約5万体もあるんだそう。

ちなみに海に流したひな人形は、そのあとに回収されてお焚き上げされます。

淡嶋神社の御祭神と御利益

淡嶋神社の御祭神はこちらです。

御祭神

少彦名命(すくなひこなのみこと)
大己貴命(おほなむじのみこと)
息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)・・・神功皇后のこと

淡嶋神社は特に、女性の病気回復安産・子授けから良縁祈願に霊験あらたかとされています。

淡嶋神社はひな祭り発祥の地

淡嶋神社はひな祭り発祥の地としても知られています。

ひな祭りの語源は、ご祭神である少彦名命(すくなひこなのみこと)のお名前がなまって「ひな祭り」になったのだそうです。

さらに男雛は少彦名命、女雛は神功皇后を表しています。

どうしてこの二柱なんだろうという疑問は、淡嶋神社のはじまりに答えがありました!

淡嶋神社のはじまり

日本書紀によると。

神功皇后が三韓征伐からお戻りの際に、海上で突然の嵐に遭遇しました。

船中で祈りを捧げたところ、神様のお告げにより無事に一つの島(友ヶ島)にたどりつきます。

友ヶ島には少彦名命と大己貴命が祀られていたので、感謝の気持ちを込めて、新羅より持ち帰った宝物を奉納しました。

(まだこの時点では、神様は向かいの島である友ヶ島にいたのですね)

そののち何年も経ってから、神功皇后の孫にあたる仁徳天皇が、友ヶ島に偶然立ち寄ったさいにいきさつをお聞きになりました。

仁徳天皇は「島では何かとご不自由があるだろう」とお社を対岸の加太に移し、ご社殿を建てられたのが、加太の淡嶋神社のはじまりとされています。

淡嶋神社とHydeさんと著名人

淡嶋神社にゆかりのある著名人をご紹介します。

淡嶋神社と観光大使のHydeさん

L'Arc〜en〜CielのHydeさんは、和歌山市のご出身です。

2019年1月に和歌山市観光大使に就任されました。

あんなにクールな方が観光大使という結びつきにときめき、急激にファンになってしまいました(笑)

地方ニュースでHydeさんがあじさいを植えてる姿がアップされたりしつつ、お人柄の良さが垣間見えて「素晴らしい観光大使だなー」と惚れ惚れ。

Hydeさんは、和歌山の好きなスポットのひとつに淡嶋神社を挙げていましたよ。

なんでも学生の頃に淡嶋神社でデートしたそうです。

HydeさんはTwitterで和歌山の情報をつぶやくとき、ハッシュタグ「#なんて素敵な和歌山なんでしょう」を使っています。

この「#なんて素敵な和歌山なんでしょう」は、Hydeさんのファンの方や和歌山人にも使われ始めていて、同じ和歌山出身としてなんだか誇らしい気分になる、嬉しいハッシュタグです。

 

淡嶋神社と紀州徳川家

徳川御三家のひとつ、紀州徳川家も淡嶋神社にゆかりがあります。

紀州徳川家に姫君が誕生した折には、初節句に一対のひな人形を奉納するという習わしがありました。

ひな人形は、今も宝物殿に残されています。

淡嶋神社と紀伊國屋文左衛門(きのくにやぶんざえもん)

江戸で紀州みかんを売ることで莫大な富を得た紀伊國屋文左衛門(きのくにやぶんざえもん)も、和歌山の出身だったとされています。

境内には、紀伊國屋文左衛門が江戸に移り住む前に建てたとされる紀文稲荷社や紀文の帆柱が残っていますよ。

みかん船の帆柱は願い事を唱えながら、柱の穴をくぐり抜けると、願い事が叶うと言われていて、私もくぐり抜けに挑戦しました!

「え?ほんまに通り抜けられる?」と一瞬たじろぐほど細い穴です。

くぐっている最中は、自分の身をかまっていられないほど前に進むのに必死になると思うので、女性はパンツスタイルで挑戦する方がいいですよ!

淡嶋神社と桜井識子さん

桜井識子さんは、神仏研究科であり文筆家でありブログや数々の著書を出版されている方です。

霊能者のおばあさまと審神者のおじいさまの影響もあり、桜井さんは神様や仏様とお話ができます。

桜井識子さんのブログを読んでいると、神仏との付き合い方などためになるし、神様とのやり取りが面白くて、大ファンになりました。

そんな桜井さんが淡嶋神社を訪れたときのブログを先に読んでいたので、淡嶋神社に来れるのが楽しみでした。

桜井さん目線の淡嶋神社も楽しいですよ!

桜井識子さんが淡嶋神社に行ったときのブログはこちらです。

 

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淡嶋神社へのアクセス

淡嶋神社へのアクセスは、電車か車の2択です。

電車の場合、加太駅はタクシーが待機していない小さな駅になるので、神社までの往復は歩くことになります。

懐かしい雰囲気の漂う漁師町の路地をのんびり散歩しながら行きましょう。

時間が限られている方には、車がおすすめです。

電車 南海加太線加太駅から徒歩21分
JR和歌山駅から車で30分
住所 和歌山県和歌山市加太118
駐車場 タイムズ駐車場 15台あり

駐車券を授預所に持っていけば、30分だけ無料になりますよ。

 

淡嶋神社に行ったら、向かいの海もおおいに眺めて癒されてくださいね。

和歌山市加太の淡嶋神社では、人形供養も受け付けてもらえます。

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淡嶋神社本殿
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