
その勘違いとは、”21日のお大師様の日に、お焚き上げされた写経が、亡くなった方に届く”というものです。
これ!全部、間違いです!!
なんでそんな風に思い込んでたんでしょう(*゚▽゚)ノ
2月に調べたばかりなのに、我ながらビックリです。
現在、高野山の奥之院では燈籠堂改修工事による参拝制限が令和7年(2025年)8月末頃まで予定されています。2034年には「弘法大師御入定1200年」を迎えるため、今後も高野山内でさまざまな工事が検討されているとのこと。高野山にお出かけの際には公式ホームページなどをご確認されることをおすすめします!
奥之院燈籠堂改修工事による参拝制限のお知らせ(高野山真言宗 総本山金剛峯寺HP)
目次
写経は仏様に奉納したタイミングで亡くなった人に届く!

高野山の大門
前回2月に訪れたのが、たまたま21日のお大師様の日でした。
その日に高野山で初めて写経をすることができて「ちょうどいいわ~!ありがたい!」と思っていたので、21日に供養できるようなイメージになっていたのかもしれません。
今思うと、何がちょうどいいのかわかりませんが(笑)
それから毎月1回、郵送で写経を奉納しようと思い立ちます。
で、5月には高野山に行く予定があったので、郵送ではなく直接持って行くことにしました。
高野山の大師教会に行き、受付で
「写経したので、お焚き上げをお願いします」
と提出したところ、そのまま受け取ってもらえたのですが、なんだか様子が違います。
写経を納めた証書の話にもならず、話がちぐはぐになってしまいました。
この時点では、まだ私は勘違いしていたので「あれ?この方法でちゃんと亡くなった方に写経の供養が届くんだろうか?」と不安に思っていました。
帰って調べようと思っていたのに、そのまま数日が経った日です。
祖母の夢が気になってもう一度「写経」が供養になるタイミングを調べる
夢で、亡くなった祖母をみました。
夢の中で「ちゃんと夢に見たことを覚えておこう!」という意識になっています。
おばあちゃんは、正座していて膝元にお経の書いた紙を置いていました。
お経を読んでいる様子です。
私もそのお経をのぞき込みましたが、何のお経かは分かりませんでした。
そこで目が覚めました。
そういえば!私がしていた高野山の写経の方法は、私の意図に合っているのかな?
この夢でなぜか写経について思い出しました。
【正解まとめ】写経が供養になるタイミングと今回あらためて分かったこと
【正解はこちら】写経が亡くなった人に届くタイミングの正解と今回分かったことです!
・お寺の仏様に奉納した(お供えしてもらった)タイミングで届く
・お焚き上げのタイミングではない!!
・写経をお寺に持って行ってもいいし、郵送してもいい
・高野山では写経の納め方が2種類ある
①お大師様のいる奥の院に奉納する(お焚き上げはせずに保管される)
②お焚き上げする
・高野山に納めた写経は、毎月21日に奉納やお焚き上げをしているとは限らない
ということが分かりました。
私はすべてをごちゃ混ぜにして覚えていたので、受付してもらったお坊さんと話がちぐはぐになってしまったんですね( ̄∀ ̄)
ちなみにお焚き上げしてもらう場合は、決まった額の奉納料金は必要なく「お賽銭にお気持ちをいれてくださいね」とのことでした。
奥の院に奉納してもらう場合は料金が1000円となり、こちらが奉納証書をもらえる納め方です。
(奉納証書は集めた枚数によって、お念珠などに交換してくれます)
やっとスッキリしました~(*´∀`)ハ
今思うとですよ、祖母は私の納めた写経を読んでくれてたのかもしれませんね。
写経が亡くなった方への供養になると教えてもらったブログはコチラです。
桜井識子さんのブログより『国籍・宗教を問わない写経供養とは』
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