のんびりスピ旅日記 屋久島

冬の屋久島・縄文杉へ行ってきたちょっぴりスピリチュアルなおはなし

2022年12月10日

屋久島,屋久鹿,屋久猿

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夏は毎日のように海に潜ったので、秋・冬はたくさん山に登ろうと思っています(o´艸`)

登山した日は12月8日。

本当は11月中に目指したかったものの仕事やら何やらで遅くなってしまいましたが…これが意外に吉で♡

登山者も少なく、さほど寒くもなく、とっても居心地のいい登山となりました。

正直なところ「昨日は山頂が1度だったらしい」とか「屋久島は雨が365日降る」とか「縄文杉に行くには10時間歩く」とか情報が私を不安にさせていました。

けれど当日はお天気に恵まれ、1滴も雨が降ることなくお日様を感じながら登山することができたので12月でも最高でしたよ♪

12月からは縄文杉を目指すバスが、1日1本の路線バスのみになります。

安房(あんぼう)の宿近くのバス停を午前4:30に出て、帰りは荒川登山口を16:30に出発。

行かれる方は観光協会で要・情報収集です!

 

月明かりの下を歩きながら縄文杉を目指す

屋久島に間もなく日が昇るところ

この日はちょうど満月を向かえる日。

登山口から出発したのはちょうど午前5時30分でした。

真っ暗闇の中を懐中電灯1本で歩いていきます。

私はツアーに参加せずに一人で行ったので、ガイドブックを読んでいたものの右に行くのか左に行くのかさえ分からないくらい闇!

そんなときに月明かりがあると、ちょっぴり安心します。

慣れていそうな女性が歩いて行った方向についていきつつ。

ところで、縄文杉の樹齢はなんと約7200年ともいわれています。

この地には6000年前から人が住んでいた形跡があるらしいので、人が住み始める頃にはもう既に樹齢1000年!

そんな昔から居る縄文杉なら何かを見せてくれるのではないかな、と期待していました。

何かメッセージをくれるかもしれない、と♪

結論からいうと……縄文杉にただただ圧倒されただけだったんですけどね~(´∇`)

何が起ころうと、ここに居続けた存在感がすごいです。

「圧倒的な」とか「威厳をたたえた」とか、

言葉にする方が陳腐な感じ。

ボキャブラリーの少ない私には例えようのないくらい、大きくて、どっしりと構えていて、もうただただ「スゴイ…」の単語だけを発していました。

縄文杉からはあいにく何のメッセージももらえず、何一つ受け取れなかったのですが、

そこに至るまでにおもしろいメッセージがありました。

 

おそらく小杉アニキに笑われたっぽい!

屋久島,ウィルソン株

こちらはウィルソン株の内部から

縄文杉に向かう途中でも、既にパワースポットのような雰囲気が漂います。

名前が付いていない木でさえ、大きくて存在感のある杉がたくさん!

ちなみに屋久杉といえるのは樹齢1000年を超えたものだけで、それ以外は小杉と呼ぶんだそうです。

急にブラマヨさんみたいでかわいい~(*´∀`)

とはいえ小杉でも、パワースポットにありそうなほど幹周りの太くて大きな杉があちこちにあります。

歩きながら「すご~い!」「こっちもスゴイわ~!」「アナタはそんなに立派なのに名前も付いてないなんてビックリやわ!」などと

話しかけるような気持ちで歩いていました。

するとその立派な木が、

「いやいや~俺ごときでビックリしてたら、これから腰抜かすわ 笑」

とちょっと半笑いの青年というか、アニキのような感じの声!

ありゃ、もしかしてこの木がしゃべった!?

と思ってじっくり見てみても、それ以上はキャッチできなかったのですが。

確かにアニキが言う通り、縄文杉は絶対王者の貫禄だったので本当に笑われてたのかもしれません。

ほかにも歩きながら途切れ途切れに言葉をキャッチして、やっぱり屋久島って神秘的だなと思った登山でした。

神様とはまたちょっと違う感じでしたが、森は生きてるんだなーとしみじみ感じられるいい一日でした。

屋久猿にも屋久鹿にも逢えてめっちゃ興奮😆

荒川登山口まで戻ってきたのは16時10分だったのでおよそ11時間歩いたことになりますが、早くも次の山に登ろうと計画中です。

もっともっとゆっくりじっくり見たいところがたくさんあったので、中級者レベルくらい速く歩けるようになったら再チャレンジしたいものです(✿˘艸˘✿)

縄文杉

登った山 荒川登山口~縄文杉
高低差 約680m(最大標高1280m)
総歩行距離 約22km
登山日 2022年12月8日
歩行時間 10時間40分
備考 最初の大株歩道入口まで(約160分)は、ひたすらほぼ平地を歩きます

※登山初心者である私のメモです。何かのご参考になれば幸いです。

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