※2023年(令和5年)の南部梅林は1月28日(土)~2月26日(日)3月5日(日)まで期間を延長して開催です!
猿まわし公演やよさこい踊りのイベントは限られた日程のみですのでお早めにチェックしましょう♪
開花情報などは下部の『南部梅林 梅の里観梅協会』ホームページをご参考になさってくださいね※
お元気ですか、ぷれなです!
紀州南高梅(きしゅうなんこううめ)で有名な南部梅林(みなべばいりん)へ行ってきました。
家からそこそこ近いのに、初めて行った南部梅林。
満足でしたが、帰ってきて「かたやまのいももち」の存在を知り「わーん、食べときゃ良かったー!」と後悔しました。
そんな私のようにならないためにも、初めて南部梅林に行く人に知っておいてほしい情報を8項目にまとめてみました!
この記事の内容
南部梅林に初めて行くならチェックしておきたい8項目
- 「かたやまのいももち」は並んででも先に買うべし
- 梅林コースに行くなら買い物は先?
- イベント情報は行く前にチェック
- ハイヒールで行ってはいけない
- ペットも一緒に行ける
- 南部梅林の見ごろ
- 最高級ブランド紀州南高梅ができるまで
- 南部梅林へのアクセス
初めて南部梅林に行く方にチェックしてほしい!
行く前に押さえておきたい情報を8項目にしてみました。
「かたやまのいももち」は並んででも先に買うべし
A・Bの梅林コースに行くなら買い物は先?
マップで見ると梅林コースはAとBの2種類ですが、行かずに山頂の梅林公園で引き返す人が多くいます。
引き返す理由のひとつは、山頂の梅林公園までにあるおみやげ屋さんで、買い物をして帰りたいからです。
梅林公園より先に、お店はありません。
梅林公園に行くまでには、期間限定で農家さん直営のおみやげ屋が何店舗かあり、自家製の梅干しや梅エキス、花卉に梅の木の水差し用、鉢植え用など手ごろな値段で買うことができます。
そうなのです。
A・Bコースの最終地点は、入口とは別の場所にあるのです。
引き返す理由その2は、梅林公園までの梅も充分に見ごたえがあるからでしょう。
とはいえ、A・Bの梅林コースは、梅林の山をまるごと見られるコース。
梅農家の方がラジオを聴きながら作業しているような、完全な農地を実際に歩けるのは魅力的です。
すり鉢状になった山のてっぺんをぐるっとひと回りし、梅の木を両サイドに見ながら山を降りていけるコースになっています。
私はBコースを、ハイキング気分でゆっくりと堪能しましたよ。
その後「かたやまのいももち」まで戻り、お店も見ようかな、くらいに考えていましたが。
いももちは売り切れ、体力的に億劫になってお土産屋さんも結局行かず。
梅林コースに行く予定なら、めぼしい買い物は先に済ませておくほうが良いかもしれません。
さらに詳しく
所要時間(入場門より)
・梅林Aコース 約4km 80分
・梅林Bコース 約3km 60分
・梅林公園で引き返すコース 約1.4km 40分
入場門から山頂の梅林公園までは約700m、ゆっくり歩いても20分ほどでした。
南部梅林のイベント情報は行く前にチェック
土日祝に行く予定なら、みなべ観光協会の公式イベント情報をチェックして行きましょう。
梅の種とばし大会や餅まき、猿まわしなど楽しいイベントが行われていますよ。
健気に頑張るお猿さん、とっても可愛かったです♡
演目の最後の方で、台から台へ飛び移る見せ場にお猿さんは失敗。
失敗した途端、「えーん」と泣いているかのように両手で顔をおおい隠し、猿回し師のお姉さんのところに一目散に飛んでいきました。
母にかけ寄る子供を見るような、ストレートな感情表現に思わずグッときて。
猿回し師のお姉さんも感極まった様子でお猿さんを励ますので、こらえきれずに涙してしまいました。
私以外にも涙する人がちらほら見えて、いつの間にかお猿さんを応援する一体感が生まれ、なんとも素敵な回を見ることができました。
可愛かったなー、お猿さん!
南部梅林は決してハイヒールで行ってはいけない
南部梅林には決してハイヒールで行ってはいけません。
なだらかですが傾斜があるので、ハイヒールでは足も靴も傷めてしまいそう。
スニーカーなどの歩きやすい靴の方が安全です。
傾斜といっても、膝が痛くて運動不足がちな私でも平気だったので安心してくださいね。
南部梅林はペットも一緒に行ける
南部梅林を主催する観光協会も「ペットと一緒に入園できます」と公言しています。
わんちゃんと一緒に散歩してる人たちもいて癒されました。
足元は大半がセメントの道です。
日本最大級の南部梅林の見ごろ
南部梅林は、毎年1月下旬から3月初旬まで開催されます。
例年2月中旬に満開を迎えますが、暖冬だった2020年は2月1日の時点で、すでに満開の木がありました。
山頂にある梅林公園からの眺めは、遠くに南部湾を望め開放的です。
レジャーシートを広げてお弁当をほおばるファミリーやカップルもいましたよ。
最高級ブランド紀州南高梅ができるまで
みなべ町で梅栽培がはじまったのは、江戸時代です。
藩主の安藤直次が、米のできない山の斜面でも成長する梅を植えさせました。
明治時代には内中源蔵が梅の加工場をつくり、商品化することに成功。
周囲の梅農家のさきがけとなりました。
昭和25年には114種類あった梅の品種から、優良品種を選抜。
昭和40年に再優良品種「南高(なんこう)」が誕生しました。
名前の由来は、選抜を担当した生徒と委員長だった竹中勝太郎先生の学校名、南部高校(みなべこうこうの愛称がなんこう)から名づけられました。
和歌山の南部梅林へのアクセス
電 車 | JR南部(みなべ)駅からバスで10分 |
車 | みなべICから車で約5分 |
住 所 | 和歌山県日高郡みなべ町晩稲地内 |
駐車場 | 500台 |
駐車料金 | 普通車500円/大型車1500円 |
入園料 | 大人(中学生以上)300円、小人(小学生)100円 |
参考:南部梅林 梅の里観梅協会