
現在、奥之院では燈籠堂改修工事による参拝制限が令和7年(2025年)8月末頃まで予定されています。2034年には「弘法大師御入定1200年」を迎えるため、今後も高野山内でさまざまな工事が検討されているとのこと。高野山にお出かけの際には公式ホームページなどをご確認されることをおすすめします!
奥之院燈籠堂改修工事による参拝制限のお知らせ(高野山真言宗 総本山金剛峯寺HP)
目次
高野山の町に入るとお大師さまがいらっしゃるのかな~と想像して、ワクワクしてきます。
個人的には奈良の信貴山も大好きで、宗教都市の安心感とでもいうのでしょうか?
なんか見守られている感がします。
信貴山で宿坊体験をしてから、般若心経が好きになりました。
”好き”というと変な気もしますが、癒される感じとでもいうのでしょうか。
唱えたり、写経したり、分かりやすく写真が載っている本を買ったり、手ぬぐいを買ったりと、日々親しんでいます。
それはきっと玉蔵院で「般若心経は仏さまにも神様にも喜ばれる素晴らしい経典なんですよ」と教えてもらったからだと思います。
オールマイティー!
ってすごくないですか?
”誰もが嬉しいこと”なんて最高です(≧∇≦*)
そして今回は初めてご先祖様の供養のために写経をしようと思い立って行ってきました。
高野山で写経するながれ
高野山は「大師教会」という建物で写経することができます。
1Fの売店で受付を済ませると、2Fに案内してくださいました。
写経は専用の机と椅子があるので、正座はしません。
長らく正座するのは苦手なので助かります♬
机同士の幅を広々と取っていて、きちんと感染防止の対策もなされていました。
お坊さんの説明の時間に合わせて行けば、塗香(ずこう)で身を清めたり、一緒にご真言を唱えたりしてもらうことができます。
写経が始まる前に、手を洗っておけばよかったなーと思いましたので、気になる方は先に手を洗っておくといいかもしれません。
とはいえ、写経後にお坊さんにいろいろ質問しましたが、特に厳密な決まりはなさそうだったので、大事なのは形式ではなく気持ちの部分なのかもしれないな、と感じました。
写経中は、部屋の正面にお大師さまの像があり、集中して写経することができます。
一文字一文字、ご先祖様を想像しながら書きました。
たまに全然関係ないことに思考がとんでいって、また戻します。
ちょっとした瞑想のようですね(*^_^*)
まだまだだな~と自分を戒めながら、最後はお大師様に「どうぞよろしくお願いします!」とまかせきって写経を終えました。
所要時間は、かなりゆっくり書いて、ちょうど1時間でした。
部屋から外の景色は見えません。
ですが、部屋から出ていくのが名残り惜しくなるような、心地よい空間です。
写経を完成させたら、1Fの受付に戻って写経を提出します。

写経の奉納証
この奉納証を貯めれば、貯めた枚数によってお守りや念珠などの記念品と交換してくれます。
21枚つづりの写経用紙は大きいので帰り際に買う方がいいかも
今後すぐに来れなくても郵送できるようにと、「御写経用紙」の21枚綴りを買って帰りました。
「写経セット」はあらかじめ折りたたんだ状態で販売されていますが、「御写経用紙21枚綴り」はまったく折り目のない写経用紙がそのままの状態です。
持ち運ぶのに両手で抱えましたので、お車でない方は、帰り際に購入される方が良いかもしれません。
写経にまつわる噂を確認!
そうそう、ひとつ気になっていたことがあって!
「写経する際は、写経専用に用意した筆で書かなければならない」と聞いたことがあったんです。
日常で使っている筆や筆ペンで書いてはいけないという意味なのですが……。
今回、高野山大師教会のお坊さんに真偽のほどを聞いたところ「そんなことはありませんよ!」とのこと。
写経専用の筆にする必要もない、と教えてもらえて安心しました!(*˘︶˘*).。.:*♡
高野山で写経をする大師教会へのアクセス
大師教会の入り口は480号線の道路沿いにあります。
高野山観光協会側に正面入り口があり、受付までの順路が書かれていたので分かりやすかったです。
1Fの受付は大師教会の建物に入って、用意されているスリッパに履き替えたのちにある売店の中でした(❁´ω`❁)
高野山で写経体験ができて良かったなーと思いました。
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高野山奥之院で弘法大師空海さんに届ける生身供(しょうじんぐ)と朝の勤行【追記:弘法大師御入定1200年に向けて改修工事あり】
先日、高野山の朝の勤行に初めて参加させていただきました(^-^) ※現在、高野山の奥之院では燈籠堂改修工事による参拝制限が令和7年(2025年)8月末頃まで予定されています。2034年には「弘法大師御 ...
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