お元気ですか、ぷれなです!
上手くできなかった自分を反省し、落ち込むことが続いていませんか。
自分を肯定するほめ日記をつけることで、自分自身が一番の理解者になります。
「自分」という最高の味方が、いつも一緒にいることに気づけるスイッチです。
「もっと」と思う人は自分を肯定するほめ日記をつけよう
「もっとこうすれば良かった。」「もっと上手くできたはずなのに。」「次はもっとこんな風に言おう。」もっと、もっと、もっと。。
向上心が高く責任感の強い方は、さらに自分の高みを目指して、ついつい頑張りすぎてしまいます。
たとえ次の機会に今よりももっと上手くできたとしても、きっとまた思うのでしょう。「もっとこうしておけば。」
自分が「もっと」と思うたびに、たった今の自分にダメ出しをしているのと同じことです。
一番近くにいて、一番の理解者であるはずの自分が、いつもダメ出ししてくる存在であれば、それはそれは疲れてしまいます。
今回はそんな、いつも自分にダメ出しをしてしまう自分の考え癖を修正し、一番の理解者を手に入れるスイッチです。
自分を肯定するほめ日記をつける理由
脳科学者の茂木健一郎さんは以前「楽観的な人のほうが、脳はよく働く」とおっしゃっていました。
人が楽観的な状態のときは、前頭葉を中心とした脳の回路が活発に働きます。
前頭葉は意欲や思考、創造力や集中力をつかさどっていて、活発になればなるほど幸せを感じる力がアップします。
自分を肯定するほめ日記をつけることは、自己肯定感を身につけるだけでなく、日記を書いて読むことで前頭葉を活性化し、いつもと変わらない日々の中にも幸せを感じられるようになります。
さらに日記を書くために一日を振り返ることで、自分の思い込みや考え癖に気づくことができ、セルフコーチングに活かすことができます。
脳がどうでもいいことばかり考えていて驚いたこと
ある研究によれば、人間は一日に6万から8万の物事を考えています。
たった一日に、8万回の思考!
しかもその95パーセントの内容は、前日も前々日も同じことを考えているのです。
試しに、自分が考えてることを意識してみようとチャレンジしたことがありましたが、私の脳の大半は、些細な心配事やto doリストでいっぱいでした。
肩が痛いなあ、ずっと右肩ばかり痛いなあ、ほんとに痛いのは肩だけかな、最近内臓の調子も良くないよな、机の上を片付けなきゃ、あ、ゴミ箱のゴミがいっぱいだ。
追いきれないほど、ずっとブツブツと脳が物事を考えています。
しかも、大半がどうでもいいようなことがいっぱいで驚きました。
たとえば、自分の思うようにコミュニケーションが取れずに、気持ちに引っかかりができたまま帰ってきてしまうと、さらに1人で悶々と考えたりします。
「あの時に、もっと違う言い方をすればよかったのに」なんて自分にダメ出しを始めて、またブツブツ、ブツブツと自分を責めはじめます。
無意識であっても、今日だけでなく明日もあさっても、反芻するかのように脳はそれについて熟考します。
しかし熟考することのほとんどは、そこまで考えなくてもいいような、どうでもいい事でいっぱいなのです。
この日々8万回の思考のほんの一部を、自分を肯定してほめるだけで、気持ちが前向きになり、穏やかになり始めます。
自分を肯定するほめ日記をつけることは、自分を楽しむためのスイッチをオンにします。
自分を肯定するほめ日記のつけ方
形から入ることでモチベーションがアップする人は、お気に入りの新しいノートを買うと、より楽しく続けることができます。
ノートを開くたびにワクワクして、ほめ言葉がたくさん湧いてきます。
試しにやってみたいけどノートを買うのは面倒だなあと、ほめ日記に抵抗を感じる人は、今使っている手帳やカレンダーに記入してみるのもいいです。
書くことにこだわるのは、記入した後に書いた内容を見直せるからです。
変化している自分を実感できたり、自分の考え方に気づけたり、頭の整理ができたりとメリットがいっぱいありますよ。
ほめ日記の書き方
ほめ日記の書き方は自由です。
自分の書きたいように、思うがままに、とにかく自分を肯定するほめ言葉を書きます。
誰かに見せたり、後世に語り継ぐわけではなないので、遠慮することはありません。
最初は、自分を褒めることを難しく感じるかもしれません。
私はほめ日記を通して「頑張ったことだけ褒めようとする自分」に気がつきました。
裏返すと「頑張っていない自分は褒められない」のです。
無意識でしたが、頑張っていない自分を認められなかったあの頃の私は、頑張っていない他の人も認められませんでした。
自分の考え癖に気づくと、自分の感情がどこからきているのか分かりやすく、心も整理しやすくなりました。
ほめ日記に書く内容のサンプル
自分を肯定するほめ日記を楽しく続けるコツは、凄くないことでもスゴイ!と褒めることです。
偉くなくてもエライ!と自分を褒めたたえましょう。
スゴイ、エライ、スバラシイ!と、どんな自分に対しても思える思考回路ができてくれば最高です。
ほめ日記に書く内容
(1) 自分の行動をほめる
(2) 自分の思考をほめる
(3) 自分そのものをほめる
(1) 行動した自分、もしくは行動しなかった自分をほめる
- ちゃんと早起きしてスゴイ!
- 二度寝せずに起きてエライ!
- 遅刻せずに起きられてスバラシイ!
- 朝ごはんを食べてスゴイ!
- 時間に余裕のある行動ができてエライ!
- あの人に笑顔であいさつしてスバラシイ!
- デザートを我慢してスゴイ!
- 節約した私はエライ!
- 休肝日を設けてスバラシイ!
(2) 自分の考えをそのままほめる
- 優しい気持ちを持っていてスゴイ!
- 相手を思いやる心がエライ!
- 腹が立った正直な自分を表現できてスバラシイ!
- 悲しい自分に気がつけてスゴイ!
- 本来の自分を自己主張できてエライ!
- 感性のままに泣けて良かった!
- わがままをグッと我慢した自分はスゴイ!
- わがままを言った自分は素直でエライ!
- 今日の喜怒哀楽が出たあの感受性はスバラシイ!
(3) 自分そのものをほめる
- 今日も心臓がリズムよく動いてくれて嬉しい!
- 休みなく考える脳は働き者だ!
- 器用にサポートしてくれる指はスゴイ!
- いつもみんなの言葉を公平に聞く耳はエライ!
- 会社まで歩いてくれた私の足はスバラシイ!
- パソコンで目を酷使しちゃったなあ、おつかれさま!
- 毎日細胞が生まれ変わってくれてありがとう!
- この身体があるから色々体験できてありがたい!
- 自分をほめることができる私は最高だ!
ほめ日記を書くタイミング
ほめ日記を書くのは、ほんの1、2分のできごとです。
ゆったりと自分自身を振り返れる時間であれば、いつでもOKです。
日々のルーティーンに組み込むと継続しやすく、自分を肯定する思考回路ができあがりやすいのでおすすめです。
たとえばパソコンをシャットダウンする一日の終わりとか、夜ベッドに入る前とか。
自分を肯定することに慣れてくると、日記を書かなくてもほめ上手になってきます。
自分を肯定する上級者になってくれば「最近また自分をダメ出しすることが多くなってる」と気づいたときだけ日記を書くのもアリです。
ぷれなの一瞬で気持ちを変えるヒント
自分を肯定するほめ日記をつける
たった今、日記を書いてみようかなと思っただけでも、素晴らしいチャレンジ精神だとほめてみましょう。
すぐそばにいる自分が、自分自身にとって一番の理解者でありますように!!
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